介護職は未経験でも日勤帯があるから働きやすい

夜勤のメリット

夜勤には、生活スタイルに合わせて様々なメリットがあります。特に介護職のような人手が必要な現場では、夜勤の担い手は大変貴重です。夜勤ならではのメリットをいくつかご紹介します。
夜勤の一番のメリットは、夜勤手当によって収入を増やすことができる点です。夜勤に一回入るごとに、夜勤手当が支給されるケースが多いです。例として、月に4回ほど夜勤に入れば、普段の給料に4回分の夜勤手当が加算され、収入アップにつながります。これは、介護職でより多くの収入を得たいと考えている方にとって大きな魅力になります。また、昼間の時間を自由に使えることも夜勤の大きなメリットです。役所や銀行などの手続きは平日の昼間しかできないことが多いですが、夜勤の場合はこれらの手続きのために仕事を休む必要がありません。空いた時間を趣味や勉強、家族との時間など、自分の好きなように使うことができます。

日勤のメリット

夜勤には上記のようなメリットがある一方、日勤には規則正しい生活を送りたい方や、子育て中の方にとって多くのメリットがあります。ここでは、日勤ならではのメリットをいくつかご紹介します。
日勤の大きなメリットの一つは、生活リズムが安定しやすいことです。人間の体は、本来太陽の光に合わせて活動するようにできています。日勤はこの自然なリズムに沿って生活できるため、心身ともに健康的な状態を保ちやすくなります。夜更かしや寝不足の状態になりにくく、毎日規則正しく生活することで体調管理もしやすくなります。また、育児中の介護職にとっても日勤は働きやすい時間帯です。保育園の送迎時間と日勤の勤務時間が重なることが多いため、仕事と育児を両立しやすくなります。特に、朝は保育園に子どもを送ってから出勤し、夕方は仕事が終わってから子どもを迎えに行くという流れがスムーズになり、時間的な負担を軽減できます。介護職は、子育てをしながら働く方も多く、日勤の働きやすさは大きな魅力となっています。

未経験でも働きやすい日勤の仕事

介護職は、人の役に立ちたいという思いを形にできるやりがいのある仕事です。日勤帯の介護の仕事はいくつかあり、未経験から始めやすいものもあります。
デイサービスと訪問介護は、日勤帯で代表的な介護の仕事です。デイサービスでは、自宅で暮らしている利用者が日中に施設に通所して、食事や入浴、レクリエーションなどのサービスを受けます。デイサービスは、未経験の方でも始めやすい職場が多く、研修制度が充実している施設であればなお安心して働くことができます。一方、訪問介護は、利用者の方のご自宅に訪問して、入浴や食事、排泄の介助などを行う仕事です。より個別的なケアを提供できるため、利用者と深く関わりたい方に適しています。ただし、訪問介護で働くためには、介護職員初任者研修以上の資格が必要です。資格取得を目指す場合は、費用や期間などを事前に確認しておきましょう。どちらの仕事も、日勤帯での勤務が中心なので、生活リズムを崩さずに働けます。