魅力・やりがいに溢れている
お年寄りに一番近くにいるのが「介護職」
一般的に介護職は「きつい」「汚い」「給料が安い」と3Kの仕事であると言われています。そのため介護職に就くことに難色を示してしまう人も少なくありません。ですが、実際にはたらいてみると想像していたのとはちがって、楽しさややりがいにあふれている仕事だと気付くはずです。
介護職の仕事は利用しているお年寄りの身のまわりのお世話を中心とした仕事ですが、それだけではありません。介護とは、単に身のまわりのお世話をするだけではなくお年寄りの自立を支援する「自立支援」を行うことや、社会保険方式の介護保険を使ってお年寄り自身がさまざまなサービスを自由に選択できるなど、社会全体で支えあう仕組みとなっています。
また、一緒に喜びを分かち合ったり気落ちしていたら励ましたり、とお年寄りの近くにいるからこそさまざまな瞬間を一緒に分かち合うことができるのも介護職の醍醐味です。
介護職のやりがいとは?
介護職は人間を相手にしている仕事なため、ときにはつらい、苦しいと感じてしまうこともあるかもしれません。ですが、介護職だからこそ、感じることができるやりがいも多くあります。身のまわりのお世話をしているお年寄り本人から笑顔で「ありがとう」と言ってもらえたときや元気のなかったお年寄りがサービスを利用することでどんどん元気になったときなど、嬉しい言葉をかけられたときや状態が回復した様子を見たときは介護職をやっていて良かったと思う人も多くいます。また、お年寄りだけでなくそのご家族の方から、「利用してよかった」や「いつもありがとう」と言葉をかけられたときや最期の瞬間に「良くしてくれてありがとう」と声をかけられたときなども、やりがいを感じます。
人生の先輩から学べることは多い
年代が違いすぎるため、お年寄りと過ごすことは面白くないと感じる人もいますが、お年寄りは年齢を重ねてきているぶん、経験も豊富で若い世代にはない心の余裕を持っています。そのため、介護ケアが行き届いていないときなど怒られても仕方がない場面でも、にっこりと笑って「いいよ」「大丈夫」とおっしゃっていただくことも多くあります。
お年寄りが過ごしてきた長い人生の中には楽しいことだけでなく、戦争や震災などで体験したつらいことや悲しいことなどたくさんあったはずです。そのようにさまざまな経験を経たからこそ、小さなことでは動じず大らかに過ごすことができるのかもしれません。
たくさんの経験を経た人生の大先輩の昔話を聞くことができるのも、介護職の醍醐味ではないでしょうか。もちろん、すべての人が大らかな人ばかりではなく中には攻撃的な性格の人や認知症の症状が出て会話自体がままならない人もいることでしょう。ですが、若い世代の人に比べると大らかな人が多いことが実感できるはずです。
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