「アパレル店員」の仕事について
開店前の業務
開店前に行う業務には「清掃」や「商品の検品」、「ディスプレイ変更」などがあります。清掃は床や棚、フィッティングルームにほこりや汚れがないかを確認します。営業が終了した閉店後にも清掃は行いますが、お客様に気持ちよく買い物をしてもらうために営業時間中であっても気づいたときには整理整頓を行っていつも清潔であるように心がけましょう。
商品が入荷したら、伝票と照らし合わせながら数やサイズ、傷などがないかを確認します。基本的に開店前に行いますが、商品が大量に入荷して間に合わない場合などには空き時間に行うこともあります。マネキンのコーディネートや商品の陳列といったディスプレイは売り上げを大きく左右します。そのため、開店後に売り場の状況を見て変更する場合もあります。
接客業務
アパレル店員の仕事の大半を占めているのが、「接客業務」となります。
まずは開店から閉店まで、お客様を呼び込むために「いらっしゃいませ」「どうぞご覧ください」と声掛けをします。これはお客様がいるときいない時にかかわらず、声をかけなければなりません。
お客様が店内に入ってきたら、タイミングを見てお客様に「こちらの商品は入荷したばかりの新作ですよ」「こちらのお色は人気なので残りが少なくなっています」と、商品についての情報やおすすめの商品を案内します。声をかけるタイミングとしては、お客様が商品を手に取って見始める時が警戒されず、売り上げにつながるベストなタイミングです。
また、お客様に商品情報を案内している時によく相談されるのが、洋服の組み合わせ方やコーディネートについてです。コーディネートの提案はアパレル店員の腕の見せどころ!お客様に気に入ってもらえるようなコーディネートが提案できるようにあらかじめ商品についての売りポイントやバリエーションを勉強しておきましょう。気に入ってもらえたら購入につなげることができますし、もし気に入ってもらえず購入まで至らなかったとしてもファッションセンスを気に入ってまた来店してくれる可能性も高くなります。
購入までつなげることができたら次は「レジ対応」です。接客したお客様をそのままレジまでご案内して会計を行い、店の外へとお見送りします。会計の間はただお金や商品のやりとりをするのではなく、次回の来店につながるようにショップの情報やセール情報などをお知らせしながら、お客様とトークが途切れることがないように配慮も必要です。
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未経験で転職成功させるコツ
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